今後ますます厳しい環境が続く不動産賃貸市場において、何よりも先に行わなければならないのが、大家さん自身の意識改革です。
“大家さん”は「経営者」である
大家さんは自分は「不動産賃貸ビジネス」という1つのビジネスを経営している『経営者』である、という意識を強く持たなければいけません。
「コスト意識」「リスク&リターン」といった経営者にとっては当たり前の考え方を身に付けるのは当然のこと、自らのビジネスのために日々の勉強を欠かさないことが大切なのです。
不動産賃貸業で収益を得ようと考えている人の中には、「楽して安定収入を得たい。」という思いの方もいるかと思いますが、世の中に楽なビジネスなんてありません。
何もしないで安定収入を得ているような人でも、その“仕組み”を作り出すためにそれ相応の手間と工夫をかけているものですし、得てしてそういった人ほど勉強熱心で向上心に溢れていたりするものです。
“入居者”は「顧客」である
最近では、いやでも自覚せざるを得ない大家さんも多いのではないかと思いますが、入居者は自らのビジネスにおける大切な「顧客」であり、間違っても「部屋を貸してやっている。」という意識を持つべきではありません。
様々な『大家×店子』のトラブルに関しても、相手を「顧客の一人」として考えれば、起こってしかるべき問題だったのかもしれませんし、理不尽な要求であったとしても、より適切な考えでもって対応をすることが出来るのではないかと思います。
『顧客満足』という意識を大家さんが持つことで、はじめて『大家×店子』の両者が「Win-Win」の関係を築くことができるのではないでしょうか?
“物件”は「商品」である
あらゆるビジネスにおいて不可欠な「顧客視点の商品開発」は、当然不動産賃貸ビジネスにも当てはまります。そして、この場合の「商品」とは自らの保有する物件に他なりません。
特に「立地」で勝負することが出来ない多くの物件は、建物自体の価値を高めなければ、満足いく収益を得ることは不可能です。
綿密なリサーチに基づいき設定したターゲット顧客に対して、自らの経験・アイデアに加え、専門家の持つ知識・ノウハウを組み合わせて、ニーズに最大限応える「商品」を作り上げる。
こういった『商品開発』の感覚がこれからの「不動産賃貸ビジネス経営者」には不可欠なのです。
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